野望、膨らむ。3Dで箱庭を・・・

雑記,ワクワク,熱視線

無料で使えるBlenderでモクモクと人づくりに行き着くまで

「人体の構造にもう少し詳しくなってナチュラルな感じに描写できるようになりたい。」と前々からぼんやりと思っています。

「ようし!素体なるものをゲットしよう!」としばらくネットで探してみたものの、価格という壁にまずぶつかりました。

「しばらくして使わなくなったらどうしよう・・・。」と考えてしまうと、私には安易に出せない冒険価格でした。

 

いろいろ考えて、「パーツの稼働部分だけ売ってないかな?」と思い、ホビーショップを検索。

「石粉粘土で形成して、何とか動く形にくっつけられないだろうか・・・。」と思ったわけです。

でも、場所が良く分からず、初めての場所に訪れる事に少しビビり、結局辿り着くのを断念しました。

 

「とりあえず、フィギュアをいろいろ見てくるか!」といっぱい置いてあるお店へ行くことに。

いろいろ迷い、最終的には「これ、良いんじゃない?」と薦めてもらったプラモを購入しました。

久々のプラモづくり、「バリを取ってなだらかに、滑らかな艶肌にするんだぁっ!」と妙に燃え始め、その日はモクモクと完成までひたすら作っていました。

めちゃくちゃ楽しかったです。

こういう小さいものは、ちょっとでも厚みが違ったり、ズレていたらスムーズに動かない。

それがほぼ狂い無く製造されている技術の高さに、改めて凄いなとつくづく思いました。

しばらく眺めたり、前に作った物と一緒に飾ったり、新たにファイルやパソコンなどの小物を作ったり、組み合わせて楽しみました。

そのうち、足と腕の角度にどうしてももう少し自由度が欲しくなってきました。

小物も制限無く投入したい野望が沸き立ち、3Dを探すことにしました。

やりたい事からピックアップした希望条件はこんな感じです。

・使いやすい事

・形を作れる

・テクスチャをつけられる

・ライトで照らせる

Blender自体はもっといろいろな事が出来そうな優れものみたいです。

調べるのもそこそこにして、インストールし触ってみました。

1つ1つ調べながら、覚えながら

基礎もいったいどこから見ていったら良いか分からなかったので、壁にぶつかりまくる想定で、目的から一気に攻めることにしました。

で、いきなり顔づくりからスタートです。

どうやら最初に置いてある四角から押し出したり、分割したりで形成していくもよう。

X軸、Y軸、Z軸は、何となく触りながら慣らしていきました。

最初に作った顔

ちと、怖い。

ホラー感。

とりあえず、何をどうしていいか、一個一個調べて手探りで進めます。

第二段階、ボディづくり

ゴツゴツな粗削り感。

「筋肉だ!筋肉が欲しい!」と思いながら筋骨隆々にし、やたら首が太くなった図です。

とりあえず、見た目の完成を目指し、ミスを承知で作っていきました。

第三段階、いや…第四形態…⁉

千手観音・・・・じゃなく。

アドオンなるもので骨セットを利用しようとした図です。

人体全体のバランスをどうとって良いか分からなかったのと、適当に骨を入れたらゾンビになってしまい、情報を探して軌道修正をはかることにしました。

そこで入手したのが、この骨セット(Rigify)です。

肉付けをしてなくても使える用途がいろいろありそうな気がしました。

一からモデリングしなくても、無料で使える人体(メッシュ?)もあるらしい事に驚きました。

でも自作してみたかったので、その部分のショートカットは止めときました。

 

骨で動かす所まではクリアしました

ディテールの部分はさておき…人っぽい形を作り、骨を入れ、ポーズを取らせる基礎までは身についた気がします。

このペースで作っていて、机とか照明とか、部屋とか、揃う日は来るのだろうかという疑問は残ります。

一体作り終えた後に、「ようし!細分化だ!…⁉何故ならない⁉」となりました。

失敗の原因は三角の面を多用したことです。

「スライススライス~♪欲しい所は作っちゃえ~。」と陽気に作っていました。

そしていざ、細分化していこうとすると、細かい所と荒い部分の差が出来てしまう結果に。

三角のポリゴンだと分割(細分化)が出来ない。を覚えました。

多分、大事。

溶解・辺・面・頂点の扱いがまだ少し曖昧です。

なので、作りながら失敗した時のリカバリーが良く分かっていません。

出来るだけ四角の面を使うようにしながら慎重に作るようにしています。

 

更に遊んだ図

「待て待て~。」と楽しくはしゃぐ声が…

一切聞こえてきそうにもないこの滲み出るホラー感。

一体どうしてこうなったのかというと、画面をスマホで撮ったことによる反射で白飛びし、見えにくくなった事に起因します。

周りを暗くさせる作戦という間違った手段をとったがために、このような有様に。

「こうなる前に画面キャプチャ取ればいいのにね。」と、後で気付きました。

落ち着きのなさによるミスが追い付かないレベルで起きます。

困ったものです。