およそ30年ぶりのタンポポ

何気なく見てみたらすぐ側に
とうとう見つけました。
おそらく二ホンタンポポ(在来種)が咲いているのを。
住宅が立ち並び、車が頻繁に通るような割と身近な場所に。
全然見かけないので、もう山奥とかにしか残っていないものかと思っていました。
「何だかふっくらした大きなタンポポだなぁ」と思い「もしや」と覗き込んだところ、セイヨウタンポポに混ざる形で咲いていました。
見つけた瞬間「まだ存在していたのね」と、感慨深くとても嬉しかったです。
周りより茎が太く、しっかりとした姿で咲いているのを見て、何だか元気をもらえたような気がしました。
天気が良くて心地いい
良い天気の中、久しぶりにちょっと遠くまで出掛けられて嬉しかったです。
遠くに見える山、タンポポが群生している畑、鮮やかな菜の花、所々に残る桜、混じって咲くモクレンが次々と目に入り、向かっている道中からウキウキが止まりませんでした。
開けた景色を見ると、日常からスッと離れられる気がして落ち着きます。
繰り返し悩む場所だけが世界の全てではないと実感できること。
穏やかな感覚を感じた時、安心できる環境が現実として今ここにあるのだと実感できること。
時間に追われず、のんびりゆったり流れていく速度感に戻れた時、何となく自分の心地いい状態に立ち返れた気がすること。
日々を過ごす中でこの瞬間が私には欠かせないものになっています。
景色をたっぷり堪能
色とりどりの桃が咲いているキレイな景色を堪能してきました。
淡い水色の空をバックに鮮やかな赤、清純で爽やかな白、濃いピンクの花たちが視界いっぱいに広がっていました。
この場所は最初に訪れた時は時期が外れていたのもあり、花が少なくなっていました。
その景色でも充分楽しかったのですが、シーズンの見応えは想像を超えて見事でした。
背の低い花も沢山植えられていて、桃と相まって良い景色を作っていました。
とても満足です。
少し歩いたりもできたので、身体を動かすいい機会になりました。
ほんのりとした爽やかな疲れって心地いいのだなと、最近思うようになりました。