真夜中にちまちまちまと
枯山水で遊びたい
先日から作りたいなと思っていた枯山水。
週末なので久々にマイ道具箱を引っ張り出しました。
いつか整理しやすい道具箱も欲しいなと思っています。
ワクワクしながら、使いそうなものを1個ずつ取り出しました。
道具のあれこれ
道具を見ると妙にテンションが上がってくるのを感じます。
ダイヤモンドヤスリ
中でもダイヤモンドヤスリは何だかんだで使う頻度が多く、私の中ではエースな扱いです。
今日も大活躍でした。
ただ、時間が物凄くかかるのと手が痛い。
電動のルーターや木材をカットできる機械を以前から欲しいと思っているのですが、”音の問題”と“そそっかしくて危ない問題”がずっと障壁になっています。
カンナ
妙に使ってみたかった憧れのカンナ。
普通のは重くて落としそうで、刃の部分が怖かったのでミニカンナをゲット。
買って以来、結局上手く使いこなせていません…。
彫刻刀
ずっと欲しかった彫刻刀。
思う存分使い、指先が痛い。
でも、購入した事でやれる事の幅が広がりました。
ずっと地道にダイヤモンドヤスリで削り進めてくより加工に自由度ができた事が嬉しいです。
とにもかくにもやってみる
波紋を作れる山型をまず作ることに。
分かりやすく横幅を4センチで取り、ざっくりと目分量で山型になるよう線を引きました。
使っている木はいつだったかにミニ檜風呂を作った時の残りです。
まず、出来るだけ折らずに4センチを切り離したくて、彫刻刀で筋を掘ることにしました。
9割ほど一方から切り進め、ひっくり返して彫刻刀で更に筋を掘り、慎重にカット。
削り始めると、ふわっとヒノキの香りが広がり、清々しい清涼感を感じました。
「あ〜。良いな~。」と思うのもつかの間、次の瞬間に脳内をかすめていく「私、ヒノキアレルギーなんだよなぁ。」というセーブ機能。
「ま、目立って何も起きてないから行けるっしょ!」と即切り替えで無視していきます。
無事カットを終えました。
が、まだ1ハードルを越えたばかり。
ここから山型に要らない所を地道に削っていきます。
途中で「機械が欲しい。もしくはホームセンターで小分けにしてもらいたい。もしくはもっと小さい木片セットが欲しい。」という別手段を何度も欲する気持ちに。
まっすぐカットされているだけでも時短になるし、粗々っと加工が出来る機械があるだけでもだいぶサクサク作れるはず。
とは思いつつも、実は地道なこれもちょっと嫌いじゃない。
あーでもないこーでもないと考え事をしながら、トライ&エラーを短い期間で何往復も行う事になるので、結局手軽に達成感を感じる事が出来ている気がします。
正解が見えない中で判断を繰返し、暗闇感を安心もなく進むよりは遥かに…。
自分の頭にあるイメージで進み、最終も自分が判断する事の何とラクな事か。
没頭している間に
6時間が経過。
時間は深夜3時を回っていました。
5日間働いた最終日に、何をしてるのかという問いは一旦脇に置いておきます。
今日は今日でバイトもあるのだが…という問いも脇に置いておきます。
山型のものは結局ちょっと失敗し、残念な事に端が欠けてしまいました。
均すための道具や4本横並びで線を描ける道具も作りました。
接着面が少ないので、持ち手が外れて来ないよう溝を掘った棒で持ち手の棒を挟み込むように接着しました。
飾りというより何度か使いたいので、見た目のらしさより強度や使い勝手を求めました。
小さいので、横から使うのは使いにくいだろうと思い、持ち手を直角につけるのは止めました。
完成
線が引けました!!!
いつだったか海で拾ってきた石を飾り、庭の岩感を味わえるように自由に配置。
味気ないので、いつだったかガチャで出てきた猫の地蔵も配置し、枝も置いてみることに。
1番小さい石は、いつだったかに一晩かけてダイヤモンドヤスリで削った石です。
細かい目のヤスリが無く、つるん・ピカッとならなかった黒い石。
けど、「平面を作れていくー!石加工も面白いな!」と楽しかった時のものです。
あるものだけでとりあえずの完成です。
これじゃあ若干狭いので、入れ物をサイズアップして箱庭を楽しめるようにと考えています。
せっかく道具を作ったのだから、もっと描きたいなという欲が…。
また1個楽しみな事が出来ました。